美味しい米粉パンが生まれた背景にあるものとは?
皆さんは、米粉パンがどのように作られているか知っているでしょうか?
今回はあまり知られていない米粉パンの製造方法について紹介したいと思います。
パンが好きな方、パン作りに興味がある方はぜひチェックしてみてください!
今から20年ほど前は、”美味しい”米粉パンを作ることはできませんでした。
その理由は、米粉はグルテンを作ることができないからです。
小麦粉には、「グルテニン」と「グリジアン」と呼ばれる特別なタンパク質が含まれています。
小麦粉に水を加えて捏ねることで、上記2つのタンパク質が結びつき、パン特有のふっくらとした食感を生み出しています。
米粉には、「グルテニン」と「グリジアン」が含まれていません。
そのため、水を加えて捏ねても、パン特有のふっくらとした食感を生み出すことはできませんでした。
「グルテン」がなくてもふっくらとした食感を生み出すことはできないか研究が進められ、「増粘多糖類」という生地の粘土を上げる食品添加物が生み出されました。これにより、米粉パン特有のふっくらもちもちの生地が誕生することになります。
パン工房NADAでは、美味しい米粉パンを作るホームメイドクッキング教室を開催しています。
興味がある方は、ぜひお気軽にご参加ください!