こだま酵母とは？
こだま酵母は、甘みが強く、冷凍や冷蔵に強いので、パンを作る工程でこねる作業まで行って一次発酵を行う段階で冷蔵庫で一晩じっくり行うという方法をとることが可能です。
冷蔵庫で一次発酵を行った翌日のパンの種は、常温に戻すことで一次発酵を終えたところからパンを作ることができるので、美味しいパンを時短で作ることができるようになるのです。
このように美味しいパンを作る工程は、その日のうちにパンを焼き上げてしまう必要がないのが「こだま酵母」の最大の特徴とも言えるのではないでしょうか。
また、トレハロースが通常の酵母よりも多く含まれているので、甘みが強いという特徴があり、シンプルなパンを作る時に使用すると、こだま酵母そのものの美味しさを楽しむこともできます。
出来上がりはふわふわの食感で、イースト菌独特の臭いがしないので、臭いに敏感な人はもちろん、年齢や性別を問わずどんな人でも美味しいと感じることのできる優しいパンに仕上がります。
そんなこだま酵母を使用しているパン屋さんはあまりないので、こだま酵母使用となっているパンを見つけたら是非食べてみることをおすすめします。
一般的な酵母菌とこだま酵母の違いがわかると思います。
